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退職の挨拶で配るお菓子:予算の実データと、渡す時間帯

最終出社日にお菓子を配るかどうか。配るとしていくら使うのか。ここは「常識」として語られがちですが、実際の数字が出ている調査があります。

この記事では、その調査の数値と、解説記事が挙げている目安の2通りを並べます。金額は出典に書かれている値だけを載せ、こちらで丸めたり足したりはしていません。

この記事は一般的な情報の整理です。配る/配らないは職場の慣習と本人の判断によります。金額は調査時点のものであり、いま同じ相場だとは限りません。

そもそも、みんな配っているのか

リクナビNEXTの退職時に配るお菓子の選び方と平均予算(2026-09-05 確認)は、調査対象494名のうち54%が品物を配ったと回答したとしています。

裏を返せば、半数近くは配っていないということでもあります。配らないことが特別ではない、という数字として読めます。

予算:2通りの出方をしている

同じリクナビNEXTの調査では、予算帯の分布が次のように出ています。

予算帯 割合
2,000〜3,000円未満 19%(最多)
1,000〜2,000円未満 18%
3,000〜4,000円未満 13%
4,000〜5,000円未満 13%

記事は全体として「1000円~10000円まで様々」な金額帯が見られるとしています。最多は2,000〜3,000円未満ですが、突出しているわけではありません。

一方、エン転職の【退職挨拶とお菓子】人気のお菓子や選ぶ際のコツ、予算相場を紹介(2026-09-05 確認)は、1人当たり「100円300円程度」、総額「2,000円5,000円程度」で考えるとよいとしています。

2つの出典を並べると、総額でおおむね2,000〜5,000円のあたりに重なります。 ただし配る人数によって必要額は変わるので、先に人数を数えてから1人あたりで考えるほうが実際的です。

選び方は3つの条件でほぼ決まる

エン転職が挙げている選び方は次の3点です。

  1. 賞味期限が長いお菓子を選ぶ
  2. 個包装のお菓子を選ぶ(衛生的で配りやすい)
  3. 食べやすくて常温保存できるお菓子を選ぶ

不在の人がいても机に置いておける、という点でこの3条件は効いてきます。リクナビNEXTの調査では、実際に選ばれたものは「クッキー」が一番人気で、以下クッキー以外の焼き菓子(マドレーヌ、パイなど)、チョコレート詰め合わせ、煎餅、おかきの順でした。お菓子以外では、ハンカチと入浴剤が主流だったとされています。

渡す時間帯

エン転職は、渡すタイミングについて「最終出勤日が一般的」であり、「出勤直後や退社前がベスト」としています。

最終出社日は返却・受け取り・引き継ぎが重なる日です。挨拶回りを業務時間の真ん中に入れると、相手の手を止めてしまいます。当日の組み立て方は 退職の挨拶はいつ・誰に に、受け取る書類の一覧は 退職時に受け取る書類一覧 にまとめました。

朝礼などで一言話す場面があるなら、その直後に配ると動線が短く済みます。話す側の長さの目安は 退職の挨拶の一言・スピーチ にあります。

のしを掛けるかどうか

数千円のばらまき菓子に、のし紙まで掛けるかどうかは分かれるところです。掛ける場合の表書きと水引の選び方は、送り出す側の贈り物とルールが共通なので 退職の餞別・記念品ののし にまとめました。

個包装のお菓子を配るだけなら、のしを掛けない形も一般的です。 掛けるとすれば、箱の外装に「御礼」といった表書きを載せる形になります。

有給消化で出社しないときは

有給を全部使って出社しない場合、そもそも配る場面がありません。この場合は挨拶メールだけになります。有給の残日数の数え方は 退職時に有給は何日残っている? を、メールの作法は 退職の挨拶メールの書き方 をご覧ください。

まとめ

  • 494名の調査で配ったのは54%。配らない人も半数近くいる
  • 予算帯の最多は2,000〜3,000円未満(19%)。全体では1,000〜10,000円まで幅がある
  • 別の解説では1人あたり100〜300円・総額2,000〜5,000円が目安
  • 選び方は賞味期限が長い/個包装/常温保存できるの3条件
  • 渡すのは最終出勤日の出勤直後か退社前

金額に悩む前に、配る人数を数える。1人あたりで考えると、迷う幅はかなり狭くなります。

出典(すべて 2026-09-05 に確認)

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