AI退職代行 by 行政書士の料金・できること・流れを公式で整理
「退職代行を使いたいけれど、何万円も払う余裕はない。2,980円のAI退職代行は、本当にそれだけで辞められるのか知りたい」。そう考えて調べている方に向けて、この記事では AI退職代行 by 行政書士の料金の内訳、運営元と法律上できること、申し込みから退職までの流れ の3点を、公式サイトの記載だけをもとに整理します。
この記事は、2026年11月3日時点で公式サイトに掲載されている情報をまとめたものです。料金・対応範囲・返金条件は変わることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新の内容をご確認ください。
運営元と法律上できること
AI退職代行 by 行政書士の運営元は、名古屋市の SG行政書士法務事務所(代表 行政書士 重松祐達)です。公式の特定商取引法の表記には、次のように書かれています。
事業者名 SG行政書士法務事務所
退職代行の運営元は、弁護士・労働組合・民間の3タイプに分かれ、法律上できることが違います。弁護士は代理権、労働組合は団体交渉権を持ち、それ以外の運営元ができるのは退職の意思の「伝達」までです(詳しくは 運営元タイプの違い で整理しています)。行政書士は弁護士でも労働組合でもないため、このサービスは 「伝達」の側 に入ります。退職エラビの比較表でも、民間の型として並べています。
公式サイトも、この線をはっきり書いています。できることとして挙げているのは、次の1つです。
退職の意思を会社に伝える(使者としての伝達)
そして、対応しないこととして次の3つを挙げています。
- 退職日や条件の交渉
- 未払い残業代・退職金の請求
- 会社との法的紛争の代理
つまり、頼めるのは 「辞めます」という意思を、本人に代わって会社へ伝えてもらうこと です。退職日や有給消化を会社と話し合ってもらうことはできません。ここを先に押さえておくと、申し込んだあとに「思っていたのと違った」となりにくくなります。
辞める権利そのものは、法律(民法627条)が認めています。意思を伝えるだけで話が済む職場なら、伝達だけのサービスでも退職は進みます。
料金(税込・プランの内訳)
公式サイトに載っている料金は、次の3つです。労働組合ではないため、組合費はかかりません。
| プラン | 料金 | 税の表示 | 中身 |
|---|---|---|---|
| スタンダードプラン | 2,980円 | 税込 | AIが会社へ電話(最大3回)。通話の録音・文字起こし・退職届のテンプレート付き |
| 内容証明郵便オプション | +9,980円 | 税込 | スタンダードプランに追加。行政書士が退職届を作成 |
| 行政書士本人が電話する上位プラン | 9,980円〜 | 公式に記載がない | 行政書士本人が会社へ電話し、行政書士名入りの退職届を書面で送付。+5,500円で内容証明郵便 |
スタンダードプランに内容証明郵便オプションを付けると、合計は 12,980円(税込) です。
公式の特定商取引法の表記には「スタンダードプラン:2,980円(税込)」と書かれています。上位プランについては、公式トップに「退職代行サービス(9,980円〜)」とあり、税込か税別かは公式に記載がありません。上位プランを考えている方は、申し込みの前にLINEで総額を聞いておくと安心です。
スタンダードプランで会社に電話をかけるのは、人ではなく AIの音声 です。人が電話するのは上位プランだけ、という点は料金と一緒に覚えておいてください。
申し込みから退職までの流れ
公式サイトに書かれている内容をもとに、流れを順に並べます。
- 会員登録:Webで会員登録をします
- 身分証のアップロード:本人確認のために身分証をアップロードします
- 支払い:クレジットカードで支払います(決済はSquare)。公式は「最短10分で依頼完了」と案内しています
- AIが会社へ電話:指定した日時に、AIが会社へ電話して退職の意思を伝えます。電話は最大3回で、通話は録音され、文字起こしも受け取れます
- 退職届の提出:スタンダードプランには退職届のテンプレートが付きます。内容証明郵便オプションを付けた場合は、行政書士が退職届を作成します
問い合わせの窓口はLINEです。申し込む前に分からないことがあれば、LINEで聞いてから進められます。
電話のあとの、貸与品の返却や離職票などの書類の受け取りは、退職代行に共通する手順です。申し込み前に整理しておくとよいこと(退職希望日・貸与品・受け取りたい書類など)は、退職代行の流れ・使い方 で詳しく解説しています。
返金と対応時間
返金:公式の特定商取引法の表記には、次のように書かれています。
計3回架電しても 企業が電話に出なかった場合 に限り、お支払い金額を全額返金いたします
返金の対象は、3回電話して会社が一度も出なかった時だけです。伝言を頼めた時や、留守番電話に残せた時、退職の意思を伝えられた時は、その時点で業務完了となり、返金はありません。自己都合でのキャンセルもできません。
対応時間:受付は24時間です。夜中に「明日はもう行けない」と思った時でも、その場で申し込みまで進められます。電話は、指定した日時にAIがかけます。
向く人・向かない人
向く人
- 会社に「辞めます」と自分で言い出せず、伝えてもらうことだけを頼みたい人
- 費用をできるだけ小さくしたい人。スタンダードプランは2,980円(税込)です
- Webだけで申し込みを済ませたい人
- 会社へ何を伝えたかを、録音と文字起こしで手元に残しておきたい人
- 退職日や有給の扱いで、会社ともめる心配が少ない人
向かない人
- 有給消化や退職日を会社と 交渉してほしい 人。運営元は弁護士でも労働組合でもないため、交渉はできません。公式も「退職日や条件の交渉」は対応しないと明記しています
- 未払いの給料・残業代や退職金を請求したい人、会社から損害賠償を言われていて対応してほしい人。こうした場面は弁護士の領域です
- 人が会社と話してくれることに安心したい人。スタンダードプランで電話するのはAIです(人が電話するのは上位プランです)
「AIに電話させるのは、会社に失礼ではないか」と気になる方もいると思います。ただ、退職の意思をどう伝えるかは、良し悪しではなく手段の選び方の問題です。辞める権利は法律が認めていて、引き継ぎの段取りを組むのは本来、会社の仕事です。自分で言えないなら、言える手段を選ぶことは間違っていません。
他の選択肢との比べ方
退職代行は、まず 運営元のタイプ(弁護士・労働組合・民間)で法律上できることを確かめ、そのうえで 総額 を比べると迷いにくくなります。
公式トップには「『労働組合と提携』をうたう退職代行は要注意です。」という一文があります。退職エラビでは、型を「運営元が誰か」で分けています。交渉まで必要になりそうな方は、労働組合そのものが実施しているか、弁護士が対応するかを、各サービスの公式の表記で確かめてから選ぶと整理しやすくなります。
退職エラビの サービス比較一覧 では、AI退職代行 by 行政書士を含む各サービスを、対応範囲と料金で横に並べています。タイプごとの違いをもう一度確認したい時は 運営元タイプの違い が役に立ちます。
よくある質問
Q. AI退職代行 by 行政書士は、結局いくら払えばいいですか?
AIが電話するスタンダードプランは2,980円(税込)です。行政書士が退職届を作る内容証明郵便オプションを付けると、合計12,980円(税込)になります。行政書士本人が電話する上位プランは9,980円からで、税込か税別かは公式に記載がありません。
Q. 行政書士が運営しているなら、有給消化の交渉もしてもらえますか?
できません。行政書士は弁護士でも労働組合でもないため、法律上できるのは退職の意思の伝達までです。公式サイトも「退職日や条件の交渉」は対応しないと明記しています。有給消化や退職日の交渉まで任せたい場合は、労働組合や弁護士が運営するサービスと比べてみてください。
Q. 会社が電話に出なかったら、お金は戻りますか?
3回電話して、会社が一度も出なかった場合に限り、全額返金されます。伝言を頼めた時や留守番電話に残せた時は、業務完了となり返金はありません。
出典
- AI退職代行 by 行政書士 公式サイト(できること・対応しないこと・上位プランの料金・受付時間・他の形態についての記載):https://ai-taishoku.sg-gss.com/ (確認日:2026-11-03)
- AI退職代行 by 行政書士 特定商取引法に基づく表記(事業者名・料金・返金・問い合わせ先):https://ai-taishoku.sg-gss.com/legal/tokushoho.html (確認日:2026-11-03)
退職後の給付金(失業給付)について
退職代行は、運営元のタイプを問わず 失業給付の申請を代行できません。 失業給付(雇用保険の基本手当)の申請は、退職後にご本人がハローワークで行う手続きです。受給の可否・金額・時期はご自身の状況により異なり、当サイトおよび各サービスが受給を保証するものではありません。
当サイトは制度の概要を情報として紹介するにとどめ、申請代行は行わず、情報提供のみ とします。具体的な対象可否や手続きは、ハローワークなどの公的機関や、社会保険労務士をはじめとする専門家にご確認ください。
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